
5/4学問バーにお越しくださりありがとうございました。
5/4 学問バーKisiさまでSMと刑罰について語らせていただきました。
女王様がSMと刑罰を語る@学問バーKisi

なんと当日は正装(ポリスハットとキャットスーツ)で挑ませて頂きました。

もちろん私のような、SM暦も浅く、研究者としても卵ですらない未熟者が「語る」なんて烏滸がましいことなのですが。
ありがたいことに、開始から終了までの5時間ほど、お客様満席で立ち見でも苦しい状況でした。これほどまでにお集まりいただき、長丁場お付き合いいただけました事、本当に本当にありがとうございました。
当日はプレイは行いません、と謳っていたせいか君たちマゾは一切来ず(おい!)、SMの関係者はちらほらいらっしゃいましたが、むしろ普段から学問バーに通われている方や、同じく中国史関係の研究者様・知識人の方ばかりでした。
ひゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!改めて、畏れ多い…。震えます。震えるあまり、スライドを差す時に使う棒の代わりに使っていた乗馬鞭が、隣にいらっしゃったバーの店長様の頭に何回か振れてしまいました…。決してプレイではありません。
当日のスライドはたった50枚だったので、これで5時間持ったのは、来てくださった方々が大変聡明で、より詳細に話を展開してくださったからだと思います。ざっと見せても大丈夫そうなスライドだけお見せすると…




マゾたち、どんな話をしたか、見当もつかないでしょう。笑
私の至らない説明の中、頷きながら聞いてくださる方、手を挙げてご意見くださる方、付け加えて話を膨らませてくださる方、皆様のありがたいサポートのおかげで、学術的な空間にして頂けました。次々探求が巻き起こる、本当にすごい空間でした。来てくださった方からいただけるご意見や質問は、これまで気づけなかった観点からの探求や興味を呼び起こすもので大変勉強になりました。その空間にいるお客様の、理解を深めようと前のめりで聴いてくださる姿勢も、まさに人文学の探求そのもののように思えました。
一方で私は、場を回し、進行することで手一杯だったので、あまり気が回らず…もっとお話ししたかったという方がいらっしゃったら申し訳ございません。いつでも追加でご質問やご叱責などありましたらコンタクトページよりお送りください。
おそらくこれほどまでに人が集まったというのは、SMの理解がもっと一般的に必要とされているのではないのかと改めて実感しております。もちろん、私が語ったことはSMのみならず、自身の研究分野である中国の刑罰史や刑具についても含まれるのですが。こういった分野に興味を寄せる方が多いということは、人間のうちにあるサドマゾ的思考、それへの関心の多さとも言えます。理解を広めていくべき分野であるということは決して無視できない事実なのではないでしょうか。
今回満席でご来場を控えた方もいらっしゃるようです。事後、バーの店長様とのお話の中で、また2回、3回やっていきましょう、とありがたいお話をいただきました。ですので、まだまだ決まっておりませんが、次回に向けて思考を巡らせております。もし次回開催する際、是非お越し頂けたら幸いです。改めてご関係者様、このような機会をいただけて誠にありがとうございました。