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5/4(土)SMと刑罰を語る@学問バー

来たるGW、2024年5月4日(土)、イベント開催します。


『女王様がSMと刑罰を語る』
【日時】2024.5.4(土)18:00〜23:00
【場所】 学問バーKisi 新宿区歌舞伎町2-46-7第3平沢ビル5F-B

学問バーという場所は、お酒を片手にアカデミックな会話を楽しめるバー、というコンセプトのバーです。そのような場に、なんと日替わりバーテンダーとして登壇させていただいて、自身の研究分野である刑罰史とSMのお話をさせていただきます。
刑罰とSMがどう関連するのか…きっと疑問に持たれるのではないでしょうか。キーワードは痛み。しかし、私の持論ですが、むしろ痛みを用いない、というキーワードで両者は繋がっているのです。
私は中国刑法史を専門としているのですが、そのなかでも特に、刑具や拷問具を取り扱う研究をしています。そんな研究の中で、とある処刑具を見つけました。これはいわゆるギロチンなのですが、どれだけ探しても歴史的に使用した記録が見つからないのです。となれば、「実際には使われなかった処刑具」と仮定して、なぜそのような処刑具が実存したのかを考えるのが歴史学の意義なのですが、ここが私のSMプレイのスタイルと合致するのです。痛みを用いず、人を律する。
『刑は刑なきを期す』
これを指針としている私のイズムと、実存するものの実用性のなかった処刑具。そんな関連性から、SMと刑罰の考証を行いたいと思っております。ちょっぴりディープなSMのお話もさせていただくと思うので興味のあるマゾはぜひ。
お酒を片手にアカデミックでディープな世界にお越しください。

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