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ブタカフェに行った日の日常ブログ

緊縛の受け手をしてくれているM女ちゃんと、先日ブタカフェに行ってきました。行く前は正直、まったく気乗りはしていませんでした。ブタと会うのは日常茶飯事の出来事なのでね。というのは冗談で、生き物としてブタのことをあまりよく知らず、関心がなかったからです。それに、これまでの女王人生において、マゾたちへ「この豚野郎!」みたいなベタな言葉責めは一度もしたことなく、その上、「なんでマゾを豚って罵るんだろう?」とすら思っておりました。

けれどカフェに入ってそんな疑問、すぐ吹き飛ぶくらい、感情を動かされました。
ブタちゃんたちのお部屋に入るや否や、すぐ足に乗ってきてくれるブタたち。初っ端で心を掴まれました。やばい!可愛すぎる!すっごい、密集してくる。どう考えても入れない僅かな隙間に鼻をねじ込み、身体をうずめてくるブタたち。

店員さん曰く、お腹側に入り込めるブタが、ブタの中で1番優位らしいです。どうやらブタの強さや優位性は、ケンカの強さで決まるようで、いくら身体が大きくても、優位になれないそうです。確かに、一番身体の大きな黒いブタがいたのですが、彼は気が弱いらしく、遠慮がちにM女ちゃんの足先でまどろんでいました。なんか哀れで、それも心を掴まれました。人間味のある生き物だなあと。


シャッターを切る瞬間、すごいスピードで突進してくるブタ。

捕獲。捕獲されたブタの顔よ…。たまんないね。

本物のブタちゃんたちは想像を遥かに超える可愛さ&人懐こさ。本当に最高。

初めて知ったのですが、ブタたちは常に口を動かし何かを咀嚼していました。口には何も入っていないのに。どうやらお腹が空いているのを紛らわせるために咀嚼しているらしいのです。常にくちゃくちゃ聞こえる。みんな咀嚼してるから。はあ…。意味わからないくらい可愛いよね。時折、ブーブー鳴いているし。ブタの鳴き声は慣れてくると、なかなか気分が落ち着くので、ブタを家で飼っている人の気持ちがちょっとわかりました。持って帰りたくなる。それに、皮膚が分厚く筋肉が多いようで、結構強めに触っても問題ないと店員さんに教えて頂きました。確かにちょっと雑に扱っても丈夫な感じがしましたし、そこにも心を掴まれてしまいました。ブタにしか満たされない感覚がある。ブログを書いている今も、ブタが恋しくて触りたくてたまりません。ブタカフェ行ってよかった。

豚って罵る意味だけでなく、マゾのマヌケさ、可愛さを受け止める主人の暖かい気持ちの表れた言葉かも、と思えます。ブタに対する理解の解像度が上がりました。今後私から「ブタ」と呼ばれたら、それは間違いなく褒め言葉だからね!

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