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緊縛ショーの後日談(2025.8.16開催)

今回のブログは2025.8.16に開催した緊縛ショーの後日談です。だいぶ時間が空いてしまいましたが、お越しくださった皆様、本当にありがとうございました!あの日のことを思い出すと、今でも気持ちが胸がドキドキしますし、来てくださった方たちへの感謝の気持ち、人前でショーをする緊張感、運営目線の不安、いろんな想いで心がいっぱいいっぱいになります。それでも思い出すたび、何ヶ月も前から練習に付き合ってくれた受け手、そしてどうにか都合をつけて協力してくださったスタッフたちへの感謝が一番大きな想いとなって心を満たしてくれます。本当にありがとう!

実は今回、いろいろハプニングがありました。元々は別のスタジオでゲスト出演の予定だったのですが、直前になって「主催でやるしかない!」という展開に…。その時点で本番5日前。最初は、「初めてのショーでいっぱいいっぱいなのに、今からスタジオ抑えて、いろいろ手配して運営のこともやらないとなんてキツくないか」と5分くらい本気で焦りました。でもその5分で主催するための道筋は整理がついているわけで、気持ちだけをなんとか切り替え、スタジオを急遽押さえ、協力者を仰いで全力疾走。運良くスタジオもスタッフも運が良く都合がつき、あっさり準備は整いました。あとはショーを煮詰めていくだけ。でもあの時のバタバタ感、今思い返すともう神からの試練だと笑って受け入れられる気がします。

本番は30分間。人前で“ライブ”として緊縛を見せるのは、わたしにとって初めての挑戦でした。今回のショーのために、30分間に6つの型を組み込む展開を考えていました。最初は30分でせいぜい3つが限界だったのですが、縛る速さや展開のテンポを意識していくうちに、意外と6ついけるように。音楽のリズムに合わせて「音ハメ」しながら縛るのは本当に難しくて、音楽を作ってはテンポが合わず修正、練習してまた修正…その繰り返しでした。練習の最後の最後、初めて音と縛りがぴたりと噛み合ったときには、受け手と一緒に思わず「やった!」と喜んだのを今でも覚えています。

そしてやっぱり、ライブは特別でした。映像作品とはまったく違う緊張感。客席にいる皆さんの息づかいや視線がダイレクトに伝わってきて、空気そのものが変わっていくのを肌で感じました。「これがショーなんだ」と実感できた瞬間でした。終わったあとに「もっと見たい」「30分によくあれだけの展開を入れたね」と声をかけてもらえたのも、とても嬉しかったです。緊張もありましたが、それ以上に人と場を共有する力に背中を押された気がします。

それでも自己採点としては厳しめ。かなりの時間練習をしたので、積み上げてきたものは100%出し切れた気がします。ただ、ショー全体の出来としては80点くらい。細かなミスもあり、もっとかっこよく、観ている人を魅了するショーをしたいという悔しさも残りました。80点で満足する気はさらさらないので、次は100点どころか、予想を超えるものを届けたいと思っています。これからも挑戦は続きますので、ぜひまた遊びに来てくださいね。


実は今回のショーはこっそり撮影もしていたので、ノーカット映像をこちらで販売しています。まだまだ進化途中ですが、現状の私の精一杯のものを見てくださったら嬉しいです。
観客しか知らない一夜限りの舞台。来場できなかった方も、ぜひご堪能ください。
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