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便器調教

目を開けると天井が見える。手足は拘束され、まったく動かせない。
「口を大きく開けなさい」
命令を下される。当然拒否する自由はない。言われるがまま口を開くけれど、これから起こることを想像するだけでとても恐ろしくて、思わず口を閉じてしまいそうになる。星名様の命令は絶対だとわかっているのに。ゆっくりと閉じかけた口に、すかさず冷たい器具が入ってくる。しまった。覚悟の弱さを悟られたかのように強制的に装着された開口器は、顎が外れないギリギリの大きさまで口を開けっぱなしにしてしまう。かねてからの願望の再現は、実際はあまりにも冷酷で、なのに胸の鼓動は止まらない。
「さて。お前がずっと欲しくてたまらなかったモノ、そろそろ出てくるわ。これを受け止めることがお前の新しい役目よ。」
あんぐりと開いた口へとお尻が忍び寄る。もう逃げられない。
ゆっくりと捻り出された黄金は、平然と口へと落ちてくる。ああ、これが便器の役目。反射的に吐き出しそうになるのに、強い力で押さえつけられた頭は、右にも左にも自由が効かない。容赦無く次が落ちてきて、限界まで開いた口を埋め尽くす。もう、飲み込むしかない。

本日は慣れ親しんだ奴隷とのセッション。彼とは以前より、格闘や絞技を使ったセッションを楽しんでいました。彼は私とのセッションを重ねるうち、もっと新しい挑戦をしてみたいと思うようになり、今までの嗜好とはうって変わった挑戦をしてみようと思い立ったんだそう。いっそ黄金にトライしてみたらどうなってしまうのだろう…。そんな欲望が芽生えたらしい。最後に彼と会った時、帰り際にそんな話を漏らしていたのだけれど、なかなか決心が付かないまま時は流れ、けれども便器になる夢は諦めきれず悶々としていたそう。
そんななか、「今日、覚悟ができました。今からお願いできませんか。」そう連絡をくれた奴隷。急遽だったけれど、そんなの行くしかないでしょう?笑。というのも、奴隷に会ってあげたい気持ちは半分。その日はまだ便器にお世話になっておらず、そろそろ行こうかと思っていたタイミングだったから、ってのが半分。すぐ便意を抑えて会いに行ってあげることにした。
会ってからしばらくは和やかな会話。その最中、緊張している様子をじんわりと滲ませているの、私は気がついていたわ。
こんな和やかなムードなのに、セッション中は打って変わって厳しさ”1000%”。私のギャップが好きな彼。お望み通りでしょう?序盤はいつもように絞技で懲らしめたり、ビンタしたり。興奮冷めやらぬまま、いよいよ本望の便器になる時が来る。アイマスクをつけられ、身体を拘束され、そして冒頭の文章へ。

セッション後、「すごく良かった。いい経験になった」そう言ってくれてとても嬉しかったわ。挑戦するのが好き、そう言ってくれてなんだか私もやる気をもらっちゃった気分。
楽しい時間をありがとう。

赤のランジェリーでのセッションは実に1年ぶりくらい。いつもボンデージで決めるからね。今日は気分転換。基本的に奴隷からのランジェリーリクエストは受けないわ。私が着たい時に着るから。ボンデージのリクエストは受け付けてます。ギャラリーページの衣装は全て手持ちのものなのでご自由にリクエストして頂戴。

1月に入ってたくさんお問合せをいただいております。ご予約は先着順に埋めてしまっているので、1月は残り枠少なめ。お早めにご連絡ください。

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